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【DIY】キッズハウスの作り方①|材料の切断から塗装まで

こんにちは~もかです!
@mama-asobitai

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この記事では、我が家に作った「キッズハウス」をご紹介します。

うんてい鉄棒登り棒だけでは満足しない我が家の子どもたち…。

そんな子どもたちの遊び場を充実させるために

「キッズハウス&すべり台」をつくりました!

元々は、室内用滑り台を作る予定だったのです。

しかし、滑り台のやぐらを作るのが思ったより大変な雰囲気に…。

そこで、「滑り台のためにキッズハウスを作った」という感じです。

結果的にはキッズハウスメインになっていますが、あくまでキッズハウスはサブです😂

今までのDIYの技術を結集して無駄に凝ってみたところがいっぱいあります。

基本的な構造はかなり簡単なので、DIY初心者の方でも作れるよ!

キッズハウス|完成写真

キッズハウス
DIY
我が家のカフェ

設計図

設計図は雰囲気で😂

そのため、何も残っていません・・・。

とりあえず、ハウスの高さとハウスの組み方だけを考えて、あとは作りながら進めていきました。

最近は現場合わせで作ることが多い気がします。

材料&材料費

  • 2×4材(19×391,820)×19本
  • 1×4材(19×89×1,820)×5本
  • 構造用合板1,820×910(厚さ12mn×3枚
  • 塗料(アースホワイト)
  • ワトコオイル(ダークウォルナット)
  • ウエスタン蝶番 EB柄横型×2枚
  • ウエスタンドア引き手
  • 丁番(100円ショップ)
  • イレクターパイプ
  • イレクターパイプ用ジョイント
  • 引っ掛けJ型金具×2個
  • 滑り台用ラジアタパイン集成材(12×910×1,820)
  • 黒ハット型金具(2×4材用)2個
  • カウンター用集成材(端材)
  • アクリル板(端材)
  • コーススレッド(3.8㎜×90㎜,75㎜,65㎜)
  • 軸細コーススレッド(3.3㎜×50㎜,40㎜)

今回は無駄に凝ったところもあるので、材料費だけで3万円ぐらいかかっています。

ホームセンターでのSPF材の選び方はこちらの記事も参考にしてみてください。

SPF材の選び方

使った道具

  • 丸ノコ
  • のみ
  • のこぎり
  • クラフトソー
  • インパクトドライバー
  • ドリルドライバー
  • トリマー
  • ツーバイフォー定規
  • ドリルガイド
  • スターエム ウェーブカッター(28mm)
  • 4mm幅横溝ビット
  • V溝ビット
  • 下穴キリ
  • ポケットホールジグ
  • さしがね
  • 水平器
  • SK11 パイプカッター
  • マイターボックス

\⇩今回のDIYで活躍した道具はこちら⇩/

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キッズハウスの作り方

材料の調達

キッズハウスの材料となる2×4材
調達してきたSPF材

材料を買うときに注意する点はこちらから

ホームセンターでのSPF材の選び方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

SPF材の選び方

材料の切断

滑り台になる集成材の切断
1,820mmの集成材を真っ二つに切っているところ

すべて自分で切断するのはめちゃくちゃ大変です。

なるべくホームセンターのカットサービスを活用していきましょう。

時間と正確さをお金(1カット50円程度)で解決する感じですね。

設計段階で長さが決まっているものや長物は、ホームセンターで切断してもらいましょう。

ホームセンターの切断はかなり正確です。

ただし、真っ直ぐな材料を選んでいるのが大前提ですが…。

それだけ、材料選びは時間をかけた方がいいポイントです。

今回作ったキッズハウスは天井高を1,350mm(900mm+450mm)としたので、1,820mmの合板を真っ二つに縦に挽く必要がありました。

キッズハウスの壁の大きさ
使用した構造用合板の大きさ

また、材料費を抑えるために2×4材を縦に挽いた材料がたくさん必要でした。

1,820mmの材料を真っ直ぐに切るのは広い場所と細心の注意が必要です。

しかし、精度を出すには慎重な作業が求められますし、場所と時間も取られます。

ポイント
  • ホームセンターのカットサービスは優秀
  • カットサービスは積極的に利用していくのが吉
  • カットサービスを生かすためにも材料選びが大事
  • 自分で切断や加工をする

    キッズハウスの枠組みの切り欠き
    丸ノコで切り欠きを作る
    キッズハウス
切り欠きをのみで整える
    切り欠きをのみで整える
    梁を組むための切り欠き
    キッズハウスのフロアデッキの枠組み
    1階の天井になる枠組み
    枠組みの四隅は切り欠き寸法を間違えてしまいました…

    天井の部分は強度を出すために簡単な木組みをしました。

    うんていを作った時のように丸ノコで何度も何度も切断して切り欠きを作ります。

    この切り欠き部分は、縦に挽いた2×4材を組んでいくためのものです。

    ポイント
  • 木組みを経験すると確実にステップアップします
  • 合板の化粧目地加工

    キッズハウスの壁の化粧目地
    化粧目地加工をした合板
    トリマーと化粧目地
    トリマーとV溝ビットで化粧目地加工
    化粧目地加工をする時のフェンス
    定規をフェンスにしてトリマー加工
    トリマー加工後はヤスリでささくれを除去

    壁とデッキの床部分は、合板に化粧目地加工を入れて、のっぺりとした1枚板に見せないようにしています。

    化粧目地加工をするのとしないのとでは雰囲気がまったく違うものになります。

    トリマーをお持ちであれば、化粧目地にチャレンジしてみるのもいいかと思います。

    化粧目地は2×4材か定規をフェンスにして、約90mm間隔でトリマーのV溝ビットで彫っていきました。

    彫ったあとはやすりでささくれを取り除いていきます。

    910mm×1,820mmの合板に9本の溝を彫ることになります。

    ポイント
  • 面倒な作業こそ仕上がりに違いをもたらします
  • 合板の切断

    塗装、切断後のキッズハウスの材料
    切断して塗装した材料

    窓の部分と扉の部分については、合板を丸ノコで切断しておきます。

    丸ノコで木材の途中から切断するのは難しいので、その部分はジグソーかのこぎりで切断していきます。

    丸ノコで切断する場合は、丸ノコのキックバックに十分に注意してください。

    わたしが丸ノコを使う時には、スタイロフォームの上で切断することでキックバック対策をしています。

    ポイント
  • 合板の切断は丸ノコのキックバックに注意!
  • 塗装前の研磨

    オービタルサンダーとランダムサンダー
    オービタルサンダー(左)とランダムサンダー(右)

    塗料のノリをよくするために、塗装前に研磨をします。

    塗装はいかに下準備と仕上げをしっかり行うかどうかで、仕上がりが大きく変わってきます。

    そのため、手を抜けば抜くほど雑に。

    逆に手をかければかけるほどキレイな仕上がりになります。

    今までの作品でピアノ台を作った時に、塗装の大変さが身に沁みました…。

    DIY
電子ピアノ台
    塗装に本気を出し過ぎたピアノ台
    (製作日数約1年)
    ポイント
  • 塗装は下準備が大事
  • 塗装前に研磨をしないとイマイチな塗装に
  • 合板の塗装|ペンキ

    化粧目地加工後に塗装した合板
    広い面の塗装に役立つコテバケ
    コテバケと食品トレー

    合板は外壁になる部分なので、塗装は白の塗料で仕上げます。

    外壁と内壁を兼ねるので両面を塗装します。

    塗装面が広い場合はコテバケを使うことをおすすめします。

    ハケでは時間がかかり過ぎる上に、ムラが出やすくハケ跡も残りやすいです。

    また、ある程度素早く作業していかないと、塗料がどんどん固まってしまいます。

    そのため合板のような広い面の塗装には、コテバケが必須です。

    コテバケはハケ全体に塗料が染み渡る浅くて大きい食料品トレーなどを活用すると、容器のメンテナンスをしなくてそのまま捨てることができるのでおすすめです。

    塗装は2度塗りをおすすめします。

    1度塗りでももちろん良いのですが、2度塗りだと仕上がり具合か段違いです。

    塗料の乾燥後にはやすりがけをしていくのですが、塗膜が薄いと下地が出てきてしまうこともあるためです。

    ポイント
  • 広い面の塗装はコテバケで
  • 塗料用の容器は使い捨てが楽
  • 2階の床と柱、梁の塗装|ワトコオイル

    柱や梁はワトコオイルで塗装します
    ワトコオイルで塗装すると木目がはっきりとします
    2階の床になる合板もワトコオイルで塗装
    裏側は1階の天井になるので白色で塗装

    2階の床にあたる部分や柱、梁はワトコオイルで塗装していきます。

    ワトコオイルは、塗装初心者が塗っても塗リムラなどが出にくく、木目がはっきりと出るためおすすめの塗装方法です。

    ワトコオイル公式の塗装はハケ使用ですが、わたしは100円ショップのキッチンスポンジを半分に切って使っています。

    ハケだとハケの手入れが大変でハケをすぐに買い替えることになるので、使い捨てができる100円ショップのキッチンスポンジもおすすめです。

    スポンジですと、手が汚れやすいのでディスポーザブル手袋と言われる「使い捨て手袋」を使うと後片付けが楽になります。

    布で塗っても良いのですが、布はオイルを吸い込みやすく、オイルが無駄になりやすいのです。

    そこでキッチンスポンジを使っています。

    キッチンスポンジはオイルを含みやすいですが、手で絞ればオイルがすぐに滴り落ちます。

    こうすることで、オイルを無駄にすることなく使うことができます。

    また、100円ショップのスポンジであれば、1度使ったスポンジを捨てれば良いだけなので、手入れも楽チンです。

    塗装はどんな方法でも後片付けが大変なので、できるだけ使い捨てできる道具を使う方法が吉です。

    1度目の塗装から少し時間を置いたら、2度目のオイルを塗り込みます。

    最後は布で余分なオイルを乾拭きして、しっかりと乾燥させます。

    ポイント
  • 広い面の塗装はコテバケで
  • ワトコオイルは初心者でも簡単塗装
  • 注意
  • オイルが染み込んだスポンジは必ず水に浸してから捨てましょう。
  • オイルの染み込んだスポンジが熱を持つことで発火してしまうことがあります。
  • 乾燥

    しっかりと乾燥させます

    ペンキ塗料はすぐに乾きますが、ワトコオイルはしっかりと乾燥させてください。

    ここでワトコオイルが中途半端な乾燥のまま次へ進むと、材料のベタつきやニオイに頭を抱えることになります。

    ワトコオイルで塗装したものは、2〜3日は屋外の日陰で十分に乾かしておいてください。

    途中で雨の日があったので、玄関で乾かしていたのですが、ワトコオイルのニオイが大変なことになり子供たちから

    クレームが…😭

    ポイント
  • オイルフィニッシュは屋外での十分な乾燥を!
  • 塗装後の 研磨

    オービタルサンダー(左)とランダムサンダー(右)

    塗装後は必ず研磨をします。

    このひと手間で完成作品が見違えるほどに。

    また、今回のように子どもが遊ぶ作品であれば、ささくれや塗料が硬化し鋭利になっている箇所でケガをすることがないように必ず研磨しておきましょう。

    研磨はハンドサンダーでは時間がいくらあっても足りないので、オービタルサンダーまたはランダムサンダーを使います。

    広い面のやすりがけはオービタルサンダーの方が楽です。

    オービタルサンダーとランダムサンダーの簡単な使いわけはこちらから(記事執筆中です)

    ポイント
  • 塗装は研磨に始まり、研磨に終わる
  • 続く!

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