こんにちは~もかです!
@mama-asobitai
おむつが取れたお子様のトイレトレーニングって、めちゃくちゃ苦労しますよね。
我が家でもめちゃくちゃ苦労しました。
何とかできるようにならないものかと考え、我が家ではトイレトレーニング用の「補助便座」を使ってチャレンジしていました。
ただ、補助便座を使うと、ボタンを押して遊ぶだけで全然おしっこをしてくれません!
ボタンを押してメロディーに合わせて踊るだけ♪
早く
おしっこして~
(;´Д`)
おしっことうんち💩の度にイライラすることもしばしば…
そこで我が家ではトイレステップ(踏み台)を使うことで、トイレトレーニング問題が解決しました!
トイレステップ完成写真
これが現在も我が家で使っているトイレステップです。
我が家は戸建のため1階と2階においてあり、どちらも現役で使用中です。
市販品などは強度を高めるためにもう少ししっかりとした作りになっていたりしますが、上の写真の構造でも全然問題ありません。
脚(あし)の部分は2×4材と言って、家の建築材料でもあるほどの丈夫な木材です。
この記事で紹介する木工トイレステップの作り方は、他で紹介しているどのサイトよりも簡単かつ安くつくることができます。
「わたしでも作れそう??」と思える構造になっていますので、早速作り方を解説していきます。
トイレステップ設計図
天板の形はあくまで参考程度としてください。
実際には便器の形に合わせて、半円状にくり抜く形は微妙に変わってきます。
天板で残す部分の幅は150mm程度は残しておけばOKです。
この部分が狭くなればなるほど、天板の強度は落ちます。
そのため、大人が乗った時に天板が割れてしまう可能性があります。
トイレステップ|材料&材料費
材料
切り出し寸法(217㎜×4本)
◎集成材 300㎜×600㎜×18㎜(厚さ)
◎コーススレッド(長さ90㎜×太さ3.8㎜)×8本
△丸棒(出来映えにこだわりたければ)
※◎:必須、〇:あった方がいい、△:なくてもOK
ホームセンターでのSPF材の選び方はこちらの記事も参考にしてみてください。
SPF材の選び方丸棒は最後にコーススレッド(ビス)を隠す場合に使用します。
ビス頭がむき出しのままで問題ない場合はこの加工をする必要はありません。
実際にビスを隠した加工をすると、下の写真のような仕上がりになります。
ビスを隠す方法は簡単でありながら、プロっぽい仕上がりにすることができるので、興味がある方はこちらから
✅【ビス(ネジ)の頭の隠し方】このひと手間でプロの仕上がり
トイレステップ|使った道具
〇下穴用ドリルビット(2.5㎜〜3.0㎜)
◎挽きまわしのこぎり or ◎ジグソー
〇オービタルサンダーor〇ランダムサンダー
△クラフトソー
※◎:必須、〇:あった方がいい、△:なくてもOK
ちなみに、わたしは「挽き回しのこぎり」で手作業で作成しました。
ジグソーの方が圧倒的に楽ではあります。
トイレステップはDIY初心者の時に作成したものなので、あまり道具にお金をかけておりませんでした。
これから本格的にDIYを続けていく方はぜひジグソーでトライしてみてください!
トイレステップの作り方
材料はホームセンターで調達!
木材の値段は2,000円程度で揃うと思います。
脚となる2×4材はカットしてもらうのがベスト!
自分でのこぎりで切るのは熟練の技がないと、切断面ががガタガタになるのでやめておきましょう。
・カット寸法は217㎜×4本
今回は集成材の厚み(18㎜)と合わせて235㎜(217㎜+18㎜)の高さに設定したためです。
カット代金は1カット50円~100円程度です。(ホームセンターにもよります)
また、集成材はホームセンターで半円状に切ってもらえるところがあります。
半円状にカット出来ないホームセンターの方が多いので、基本的には自分で切るしかありません。
まず、便器の形は様々なので段ボールを集成材(600㎜×300㎜)と同じ大きさに切って段ボールで型取りをします
段ボールを便器に当ててハサミを使って徐々に半円を大きくしていきます。
そして、大人が便座にすわるときにふくらはぎにあたっても不快にならない程度がベストです。
トイレステップをそのまま置いたままでも、大人が用を足す時も邪魔にならなければ問題ありません。
段ボールで型取りが出来たら型どった段ボールを集成材にあててケガキ(材料に切り出しの線付けをすること)を入れます。
ジグソーを使ったことがある人はホームセンターのレンタルサービスを使うか工作室での加工をおすすめします。
その方が間違いなくキレイに切れますからね。
わたしはと言うとジグソーを使ったことがなかったので挽き回しのこぎり。
石膏ボードや薄い板をくり抜く時に使うノコギリです。
ちなみに私の自作したトイレステップは150㎜程度の長さを残しています。
この程度ですと70㎏程度の大人が上に乗っても強度は全然問題ありません。
さすがに大人が天板の真ん中に乗ればたわみはしますが、子供が通常使用する分には問題なしです。
普段はここまでの重さが加わることはないので、普段使いの強度としては申し分ありません。
どうしても心配な場合は天板の裏に脚と脚をつなぐ木材を1本入れてあげると、十分すぎるほどの強度を確保できます。
半円状に切り抜けましたら今度は脚をつけます。
脚は四隅につけるだけです。
助手としてお手伝いをしてくれる方がいる場合は脚を押さえてもらってください。
材料に割れが出ないようにするために、下穴を空けましょう。
下穴を空けずにいきなりコーススレッドを打つと材料が割れてしまい、新しく材料を買い直すはめに・・・😭
ここでは出来ればオービタルサンダーやランダムサンダーを使って仕上げましょう。
ハンドサンダーは時間かかりますからね…。
#240のやすりで表面をあらく整えて、#400でしっかりと仕上げれば、手触りのいい仕上がりになります。
- 手入れのしやすさを考えると水性ウレタンニスがベスト
- 木材の風合いを生かしたい場合は、蜜蝋クリーム、亜麻仁油、ワトコオイルやブライワックスなど
トイレステップはトイレで使うものなので、できれば水性ニスで仕上げておけばお手入れが楽チンです。
しかしながら、木工の場合は木の風合いを残したくなるもので、自然な塗装にも憧れるもの…。
そこでおすすめなのが、私も使っている蜜蝋クリーム
塗装初心者のうちは、蜜蠟クリームがホントにおすすめ👍✨
液体ではないので扱いやすく、香りがそれほどキツくありません。
塗り込み時には若干のニオイがしますが、1日程度で落ち着きます。
塗りこむ時はいらなくなった綿のTシャツなどで塗り込めばよいので、他に道具を準備する必要もありません。
似たような仕上げ剤としてブライワックスがあります。
ブライワックスは、香りがキツ過ぎて屋内作業には向かないので、初心者のうちはおすすめしません。
⇩ブライワックス⇩
自作トイレステップの難しいポイント|2つ
難しいポイントその1|天板を半円状に切り抜くところ
自作トイレステップでイチバン難しいところは、天板を半円状に切り抜くところ!
ここはケガキ(材料に切り出しの線付けをすること)に沿って、ジグソーや挽き回しのこぎりでゆっくり切っていけば大きな失敗をすることはありません。
いきなり本番に取り掛かってもいいのですが、ホームセンターに置いてある端材で練習するとなお良しです。
※端材(はざい)とは…??
材料を切り出した時に余った部分のこと
ホームセンターでは、木材カットコーナーの近くに「〇〇〇円で袋に詰め放題」みたいな感じで売っています
難しいポイントその2| 脚がずれないようにビス留めするところ
これは下穴を空けることで、ずらすことなくビス留めすることができます。
下穴を空けていない場合は、ビスが木材の繊維に持っていかれてしまい、ずれることがよくあります。
ずれを防ぐには、下穴を必ず空けましょう!
また、ビス留めするときには、助手の人にしっかりと押さえてもらうことが大事です。
もしずれてしまった場合は、空けてしまった穴に木工用ボンドをつけた爪楊枝を挿入します。
木工用ボンドが乾いたあとで、穴から飛び出ている爪楊枝を切り取り、もう一度下穴を空けてビス留めをすればOKです。
DIYには失敗がつきものなのでリカバリーの方法を覚えておくと、細かいことは気にせずに作業を進めていくことができます。
そして、結果的にテクニックの上達が速くなります。
自作トイレステップ|メリット&デメリット
- トイレトレーニングになる
- 木のぬくもりがある
- 愛着が湧く
- 大人には邪魔
- 手入れがやや面倒
- 子どもの成長に合わせた高さ調整が難しい
我が家ではこのトイレステップを使い始めてから、トイレトレーニングがスムーズに!
そのため、トイレステップのメリットはかなり大きいです。
デメリットである高さ調整が気になる方もいるかと思います。
しかしながら、我が家では子供が3歳から使い始めて、8歳になった今でも一度も高さ調整をしておりません。
よほど成長が早いお子様でなければ、高さ調整の必要はないかと思われます。
まとめ|トイレステップ使用例
半円状に切り抜くところは、こんな感じでなんとなくで大丈夫です。
実際の使用時には支障はありません。
子供のトイレトレーニングに「トイレステップ」を使ってみたい。
できるなら自分で作ってみたい!という方の何かの参考になれば幸いです😊
このサイトを見た方は、他のサイトでの木製トイレステップの作り方も見ているとは思います。
その中でもこのサイトで紹介している作り方がイチバン簡単です!
そして、材料費もイチバン安く抑えられるかと思います。
ぜひ他のサイトも見た上で、製作の参考にしてみてください!