家計簿をつけた次に取り組みたいのが「家計のバランスシート」の作成
では、家計のバランスシートで株式を購入した時のお金の動きを見てみます。
バランスシートで見る株式投資
よく「株を買う」と言いますが、バランスシートで見ると現金が株に置き換わっているだけです。
資産の中でお金が動いているだけに過ぎません。
つまり、「株を買うこと」と「コンビニスイーツを買うこと」は全くの別物だということ。
コンビニスイーツを買えばお金が外に出ていくため、単純に資産が減ります。
かと言って株を買えば資産が増えるかと言うとそんな単純な話ではありませんが…。
株には「リスク」があるため、増えることもあれば減ることもあるわけです。
※ここで言う「リスク」とは標準偏差、ブレ幅、ボラティリティと表現されるものです。
株で儲かったお金のことを「不労所得」と言いますが、このバランスシートを見ると、所得とは言い難い感じがします。
リスク資産に振り分けたお金が増えただけなのに…、という思いも…。
「株を買う」と一言で済ませてしまうと、「支出」や「消費」との混同を招くことにもなりかねません。
家計のバランスシートでお金の動きを把握することが大事ですね。
次回は「バランスシートで見る投資とギャンブルのちがい」
家計の資産の棚卸し
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