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【木工】ホームセンターでSPF材を選ぶときのポイント

こんにちは~もかです!
@mama-asobitai

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DIYを
はじめてみよう!

と勇ましくホームセンターに向かったものの、木材が思った以上にまがっていたり、割れていたりすることはよくあることです。

わたし自身が初心者の頃に感じたことは、「ホームセンターに置いてある木材って、全然まっすぐじゃないじゃん…」

全然良い材料が
ないじゃん!!

そうなんです!

ホームセンターに置いてあるSPF材のそのほとんどが木工に使いづらいものばかりなんです。

ということで、どんな木材を選べばよいのか?

DIY歴10年以上のわたしが実体験をもとに解説します。

材料を選ぶポイント

SPF材を選ぶポイント
  1. 曲がりがない
  2. 反りがない
  3. 割れや欠けがない
  4. 節(生き節)が少ない
  5. 死に節(抜け節)が少ない
  6. ヤニ溜まりがない
  7. 手触りが良い

①曲がりがない

曲がりのあるSPF材
曲がりのあるSPF材

「曲がり」はよほどの芸術作品をデザインしない限り使い物にならないので絶対にやめておきましょう。

②反りがない

反りのあるSPF材
反りのあるSPF材

「反り」は程度によりますが、霧吹きをかけて日光に当てておくことで反りを解消出来る事があります。

「木材のそりの直し方」をYou Tubeで検索する

③割れや欠けがない

「割れ」は見た目が悪くなる問題と、加工中に割れが大きくなってしまい材料が使えなくなってしまうことがあります。

「欠け」はSPF材を製材する時に木の繊維方向に沿って部分的にSPF材がなくなってしまっているものです。

欠けのある材料と欠けのない材料を合わせると、大きな隙間が出来てしまうことがあるためやめておきましょう。

④節(生き節)が少ない

節が少ないSPF材
節が少ない2×4材(下側)

節が多いと穴を空ける時とビスを打つ時に非常に苦労します。

節は非常に硬い部分なので、穴を空けるのが大変で何度も苦労しました。

⑤死に節(抜け節)がない

死に節のあるSPF材
死に節のある2×4材

「死に節」があると、加工してる最中に「ポロッ」と節がとれてしまうことが多いです。

とれてしまった節の部分の見た目が悪くなってしまいます。

ちょうど死に節の位置にビスを打つ場合はビスが効かなくなってしまします。

⑥ヤニ溜まりがない

ヤニ溜まりのあるSPF材
ヤニ溜まりのある2×4材

「ヤニ」は樹液が固まったものです。

ヤニがあると、ベタつくだけでなく塗料がのらず見た目が悪くなります。

⑦手触りが良い

毛羽立ちが激しいSPF材
毛羽立ちが激しい2×4材

「手触り」は実はかなり重要です。➀~⑥までの項目で合格点を叩き出しても、手触りの悪さで引っかかる材料は多いです。

他に良い材料がなければ手触りが悪いものでも仕方ないのですが、できれば使いたくないものです。

理由は、仕上げの時にヤスリがけをしてもなかなか手触りが良くならないからです。

特にDIY初心者の時にランダムサンダーやオービタルサンダーを持っていないと、仕上げにめちゃくちゃ苦労します。


ホームセンターでのSPF材の選び方

SPF材
SPF材を選ぶポイント
  1. 曲がりがない
  2. 反りがない
  3. 割れや欠けがない
  4. 節(生き節)が少ない
  5. 死に節(抜け節)が少ない
  6. ヤニ溜まりがない
  7. 手触りが良い

先ほどのチェックポイントを全てチェックしているとキリがないので、どこかで線引きをして妥協することも必要です。

経験的には6フィート(1,820mm)の2×4材だと10本に一本ぐらいが使えるかなぁレベルの材料です。

うんていのラダー部分のように穴をたくさん空ける必要がある場合はさらに慎重な材料の精査が必要です。

この場合には20本に1本あるかないかぐらいの良質な材料を選定していく必要があります。

とりあえずは…、③割れや欠け、④生き節、⑤死に節、⑥ヤニの項目は見た目ですぐわかるので、だめなものをどんどんハジキます。

そして良さそうなものがあれば、①曲がり、②反りのチェックです。

これは2×4材を床に置き、4面が1周できるようにコロコロ転がして、ガタツキなどがないかを確認します。

一本だけでもいい材料が選べたら、あとはその材料を床に置いたままにして、基準として反りや曲がりを確認します。

コツは人目を気にせずに堂々とやることです😂

人目を気にして恥ずかしがってやっていると、めちゃくちゃ時間がかかりますからね…。

しかし!

この作業をずっとやっていると、ほぼ間違いなく店員に間違えられるので気をつけてください😂

優先度としては低いのですが、やっかいなものが「⑦手触り」です。

手触りの悪さは切断や穴空けの加工には問題ないのですが、問題はやすりがけです。

最初から手触りが悪いものは、やすりがけにめちゃくちゃ時間がかかります。

思っている以上に時間がかかるので、無駄に疲れます。

そして、そこまで手触り良く仕上がりません。

電動カンナでもあればいいのでしょうが、個人的にはカンナがけは上級者向けです。

他にいい材料がなければ仕方ないのですが、できれば選びたくない材料です。

なお、この材料選びの時に注意があります。


材料を出したり戻したりしていると置き場が乱雑になりがちですが、必ず揃えて戻しましょう。


次に買う人が迷惑するのはもちろんですが、自分自信が材料を選びにくくなります。


また、お店の人に注意を受ける可能性もあるので、材料選びの後は必ず整理整頓しましょう。

ポイント
  • いい材料からいい作品は作りやすい
  • 材料選びを妥協すると後で苦労する
  • 材料選びの後は整理整頓
  • SPF材選びのポイントまとめ

    SPF材を選ぶポイント
    1. 曲がりがない
    2. 反りがない
    3. 割れや欠けがない
    4. 節(生き節)が少ない
    5. 死に節(抜け節)が少ない
    6. ヤニ溜まりがない
    7. 手触りが良い

    もしホームセンターで床に置いた木材をコロコロと転がしながら選んでいる人がいたらわたしですので、そっと見守って頂けると幸いです😂

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